彼女はレンタル店でぶらぶらするのが好きだ。
映画や海外ドラマが好きなので、軽く23時間はお店に入れるという。
ぼくもわりと映画を観る方なので、そんな彼女の気持ちもなんとなくわかる。
お店に並んだばかりの新作タイトルを眺めたり、これも旧作になってるんだという発見があったり。
映画やドラマに興味がない人からしたら、23時間もそんなお店にいるなんて考えられないかもしれない。
だが、僕たち2人にとってはすごく心地の良い時間と場所なのだ。
たまに同じ映画を2回続けて借りたりもする。
別に間違えて借りたわけではなくて、どうしても続けてみたくなる時があるのだ。
あの時のあのシーン。
あのときのセリフはどんなだったっけ?なんて2人で話をしながらお目当ての芯を探し出す。
↓↓↓
無料で試し読みできます